FAQよくある質問
医療脱毛について
- 日焼けしていますが、レーザーを照射できますか?
医師が患者様の肌状態を診察し、対応を判断いたします。
日焼けによって肌が炎症を起こしている場合、レーザー照射をお断りいたします。レーザーが肌表面のメラニン色素に反応して、炎症が悪化したり、火傷を起こしたりする可能性があるためです。
炎症が治まっている場合、肌の色を確認して対応を決定いたします。なお、レジーナクリニック オムでは、低出力のレーザーを照射する蓄熱式の機器もございますので、状態により濃い褐色肌への照射にも対応しています。
ただし、日焼けした肌へのレーザー照射は痛みや火傷のリスクを高めるため、日ごろから帽子を被る、肌を露出しない等の紫外線対策を行ってください。
- 医療脱毛と美容脱毛は何が違うのでしょうか?
脱毛を受ける場所と脱毛方法、脱毛の目的、肌トラブル発生時の対応などが異なります。
医療脱毛は、ニードルやレーザーを用いた発毛組織の破壊を目的としています。医療機関において、医師や看護師ら医療資格者が対応します。発毛組織を破壊した毛穴から再発毛することはほとんどありません。また、脱毛が原因となる肌トラブルが万が一起きた場合は、医師による診察・薬の処方にも対応しています。
一方で、美容脱毛はエステサロンや脱毛サロンで行います。医療行為に当たる発毛組織の破壊は認められていないため、エステサロンや脱毛サロンで行う脱毛は光を毛に照射し、毛の成長を遅らせる抑毛を目的としたものです。
そのため、サロンに通わなくなると、抑毛の作用が失われる可能性があります。また、脱毛が原因で肌トラブルが起きた際は、サロンで治療を受けられないため、皮膚科などの医療機関の受診が必要です。
- レーザー照射の脱毛機器によって違いはありますか?
効果に関して違いはございませんが、施術方法や毛の抜ける間隔に違いがございます。熱破壊式の場合、ショット式で照射を行い冷却ガスを同時に噴射することで痛みや暑さの緩和をおこなっており、照射後2週間程度で反応した成長期の毛が抜け落ちます。蓄熱式の場合、ジェルを塗布した状態で滑らせながら全身の照射を行い、VIOや顔などの細かな部位に関してはショット式で照射を行い、部位によりモード切り替えにて施術を行います。照射後は次に生えてくる毛が生えてこなくなる状態となり、ゆっくりと効果実感が得られます。
- 毛抜きで毛を抜いているのですが、医療脱毛は受けられますか?
毛抜きによる自己処理から一定期間経過している必要があるため、医師の診察の上で、医療脱毛の可否を判断いたします。
毛を引き抜いてしまうとメラニン色素がなくなるため、レーザーを照射しても熱が発生せず、発毛組織を破壊できなくなります。さらに無理やり毛を抜くことで、毛の生え変わりのサイクル(毛周期)が変化し、レーザーを照射しても発毛組織を破壊できる毛穴が少なくなったり、脱毛期間が長引いたりする原因となります。そのため、医療脱毛を希望する患者様には毛抜きやワックスによる自己処理はお控えいただくようにお願いしています。
- レーザー照射後は二度と毛が生えてきませんか?
レーザーを照射して発毛組織が破壊できた毛穴から再発毛する可能性はほとんどありません。しかし、必ずしも全ての毛穴の発毛組織を破壊できるわけではなく、レーザー照射時に発毛組織を破壊できなかった毛穴、照射後に新たに発毛組織が発達した毛穴からは、毛が生えてくる場合もあります。
- タトゥーが入っていても施術を受けられますか?
タトゥーが入っている状態でも施術は行えますが、施術を行う範囲内にある場合施術を一部避けさせていただいております。手のひらより大きいものは約3㎝タトゥーより避けての照射となり、手のひらより小さいものは約5㎝タトゥーより避けての照射でご対応いたします。また、アートメイクに関しても約3㎝避けての照射となりますので、ご希望の脱毛部位にタトゥーやアートメイクがある場合は、事前にご相談ください。
- 契約前後にタトゥーを入れるならいつがいいのでしょうか?
タトゥーを入れたい部位の毛を処理したい場合、当院では、医療脱毛のすべての回数が終了後にタトゥーを入れるようご提案しています。
当院ではタトゥーとその周辺はレーザーを照射しないので、毛が生えていても処理できなくなるためです。
- ニキビがある肌へレーザーを照射できますか ?
医師がニキビの状態を確認し、対応を判断します。
レーザー照射を希望する部位に化膿しているニキビがある場合、患部を避けて施術を行います。ただし、照射部位の広範囲にわたって化膿したニキビがある場合、施術自体をお断りすることがあります。レーザー照射によって症状が悪化する可能性があるためです。
当院では、ニキビがある場合、皮膚科などで治療を受け、できる限り炎症が落ち着いた状態にしていただくようにお願いしています。
- ペースメーカーをつけていても対応できますか?
部位によって対応が異なるため、医師が患者様を診察して判断します。なお、医師が対応可能と判断した場合でもペースメーカーの植え込み部の直上やその周囲の皮膚隆起部 にはレーザーは照射できません。
- 指輪をしたまま指毛を照射できますか?
指輪をしたままでは、レーザーを照射できません。指輪があるとレーザーを適切に照射できない上、脱毛機によって指輪が傷つく可能性があるため、患者様には指輪を外していただくようにお願いしています。
- レーザーは体に害はないのですか?
レーザーは、皮膚組織より深い組織までは届かないため、内臓 機能に影響を及ぼすことはありません。
ただし、レーザー照射時に発生する熱が皮膚表面に伝わって火傷したり、赤みや腫れなどの炎症が起きたりするリスクは伴います。
- 埋没毛(埋もれ毛)があります。レーザー照射時に影響はありますか?
埋没毛がある肌でも照射は可能です。 ただし、毛穴に赤みなどの炎症が起きている場合は、レーザーを照射できないことがあるため、無料カウンセリングの際に医師にご相談ください。
埋没毛は、皮膚への過度な刺激を避け、保湿などのケアを行うと、毛先が皮膚から出てくることがあります。
- 自己処理はどのようにすればいいですか?
電動シェーバーを使って剃毛してください。剃毛前後はローションやクリームで肌を保湿し、乾燥を防ぎましょう。
なお、毛抜きや除毛クリーム、カミソリは使用しないでください。毛抜きで毛を抜くと、レーザーが反応するメラニン色素がなくなるため、照射時に熱が発生せず効果を得られなくなります。また、除毛クリームに含まれる成分が肌を刺激したり、カミソリによって過度に角質が削られたりして肌荒れが生じるとレーザーを照射できなくなる可能性もあります。
- レーザー照射でワキガは治りますか?
毛の処理を目的としたレーザー照射では、ワキガ (腋臭症)の治療はできません。においの原因となる汗がでる汗腺(アポクリン腺)は、レーザー照射で破壊できないためです。ワキガを治すには、専門治療が必要です。
ただし、ワキ毛を処理し、再発毛しにくくなると、ワキの雑菌の繁殖が抑えられるため、におい の軽減につながる可能性はあります。
- レーザー照射は季節を問わず可能ですか?
はい、可能です。季節問わず受けていただけます。
ただし、夏は肌の露出が増え、紫外線量が増えることもあり、日焼けをしやすい時期です。日焼けして炎症が起きた状態の肌にはレーザーを照射できませんので、日焼け止めクリームや日傘、帽子等で紫外線対策を普段より入念に行ってください。
- レーザー照射後に日焼けしても大丈夫ですか?
日焼けは避けてください。レーザー照射後の肌は、照射時に発生する熱の影響で刺激に敏感な状態です。
その状態の肌で日焼けすると、炎症や乾燥を助長する原因となったり、皮膚表面にメラニン色素が過剰に分泌されてシミや色素沈着が起きたりする原因となります。通院期間中は日焼け止めクリームなどでしっかりと紫外線対策を行いましょう。