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COLUMN基礎知識

医療レーザー脱毛の
仕組みと毛が抜けるメカニズム

2025.03.06
2025.03.07

医療レーザー脱毛で毛が抜ける仕組み

医療レーザー脱毛では、メラニン色素(毛の色素)に対して反応するレーザーを肌に照射します。
メラニン色素に吸収されたレーザーは熱エネルギーに変換され、毛根部分の発毛組織を破壊します。この仕組みにより、永続的な脱毛効果が得られます。

発毛組織の破壊は法律上医療行為に該当するため、医療機関以外での施術は許可されていません。
施術は医師や看護師といった医療従事者が担当し、高出力の医療用レーザー機器を使用して効果的な永久脱毛を目指します。
医療従事者による施術は、肌の状態や毛質を適切に判断し、安全かつ効果的な出力設定での処置を期待できます。

照射後、発毛組織が適切に破壊されると、照射部位の毛は1~4週間程度で自然に抜け落ちます。
破壊された発毛組織から再び毛が生えてくる可能性はほとんどありません。
ただし、ホルモンバランスの変化や加齢により、休止していた毛包が活動を再開し、将来的に新しい毛が生えてくる可能性はあるでしょう。

医療レーザー脱毛は、肌への負担を最小限に抑えながら効果的な脱毛を実現する方法として、多くの方に選ばれています。医療機関では、患者一人一人の肌質や毛質に合わせて最適な照射方法を選択し、安全で確実な脱毛効果を提供しています。

毛が生える仕組みと
医療レーザー脱毛の関係

毛髪の成長には、毛根部分にある複数の発毛組織が関与しています。毛乳頭からの栄養供給を受けた毛母細胞が分裂・増殖することで新しい毛が形成され、また毛母細胞のもととなる幹細胞が存在するバルジ領域も重要な役割を果たしています。毛髪の成長サイクルは、これらの組織が協調して働くことで維持されているのです。

医療レーザー脱毛では、レーザー照射で生じた熱が毛を伝わって毛根まで到達し、これらの発毛組織を破壊します。照射方式によって主なターゲットとなる組織は異なり、熱破壊式では毛乳頭と毛母細胞を、蓄熱式ではバルジ領域を中心に破壊します。レーザーは毛髪のメラニン色素に特異的に反応するため、周囲の皮膚組織へのダメージを最小限に抑えながら、効果的に発毛組織にアプローチすることが可能です。破壊された発毛組織は再生が困難なため、永続的な脱毛効果が期待できます。ただし、効果を実感するためには複数回の施術が必要です。施術回数は、毛周期のタイミングや毛根の深さ、毛質などの個人差によって異なります。

毛周期と施術間隔

毛髪は「成長期」「退行期」「休止期」という3つの段階で生え変わりを繰り返します。このサイクルを毛周期と呼びます。医療レーザー脱毛で効果的に発毛組織を破壊できるのは、発毛組織と密着している成長期の毛髪です。成長期の毛は血流豊富で代謝が活発なため、レーザーの熱エネルギーが効率よく伝わります。

全身の毛穴のうち、同時期に成長期を迎えている割合は約20%です。そのため、施術部位のすべての毛穴に効果を得るには、最低でも5回程度の施術が必要となります。また、個人差や部位による違いも考慮する必要があります。

毛周期は部位によって大きく異なります。医療機関では各部位の平均的な毛周期を考慮して、最低2か月以上の施術間隔を設けています。この間隔を適切に保つことで、より多くの毛を成長期に捉えられ、効率的な脱毛が可能となります。

毛乳頭と毛母細胞について

毛乳頭は毛根の最深部に位置し、毛細血管から栄養を受け取り毛母細胞へと供給します。毛母細胞は供給された栄養を基に分裂・増殖し、新しい毛髪を形成します。また、毛根の中部に位置するバルジ領域には、毛母細胞の基となる幹細胞が存在し、毛根の再生や毛周期の維持に重要な役割を担っています。これらの組織は、それぞれが密接に関連しながら毛髪の成長を支えているのです。

医療レーザー脱毛では、照射方式によって異なるアプローチで発毛組織を破壊します。熱破壊式では高出力のレーザーで毛乳頭と毛母細胞を直接破壊し、即効性の高い脱毛効果を得ます。一方、蓄熱式では低出力のレーザーを断続的に照射してバルジ領域を破壊することで、毛髪の再生機能を停止させます。両方式とも、それぞれの特徴を活かして効果的な永久脱毛を実現しています。

医療レーザー脱毛の施術の流れ

医療レーザー脱毛の施術は以下の手順で進められます。まず施術前に、対象部位の毛を剃ります。次に、肌の状態を確認し、最適な照射方式と出力を決定します。施術時は患者の肌の状態を見ながら、適切な出力でレーザーを照射していきます。照射後は、肌を保護するために冷却や保湿を行います。その後、医師や看護師から、施術後の注意事項について説明を受けます。施術時間は部位により異なり、ヒゲ脱毛では30〜45分程度、全身脱毛では120分程度です。施術後の肌の状態や生活習慣によって、次回の施術までの期間を調整することもあります。

医療レーザー脱毛の
2種類の照射方式

医療レーザー脱毛では、「熱破壊式」と「蓄熱式」の2種類のレーザー照射方式があります。両者はレーザーの出力や照射方法、主なターゲットとする組織が異なり、それぞれの特徴を活かして使い分けられています。

熱破壊式の仕組み

熱破壊式は高出力のレーザーを一度に照射し、毛乳頭と毛母細胞を直接破壊します。照射後1~2週間で毛が抜け落ちるといった、即効性の高さが特徴です。1回の照射で強力な効果が得られるため、太く濃い毛の処理に特に適しています。

出力が高いため痛みを伴いやすく、日焼けした肌など色素が濃い場合は火傷のリスクがあるため施術できない場合もあります。太く濃い毛に対して特に効果が高く、ヒゲやVIOラインなどの部位に適しています。また、最新の機器では冷却機能が強化され、痛みの軽減が図られています。

蓄熱式の仕組み

蓄熱式は低出力のレーザーを断続的に照射し、表皮近くのバルジ領域を主にターゲットとします。照射後3~4週間かけて徐々に次に生えてくる毛が生えてこなくなります。穏やかなアプローチにより、肌への負担が少なく、より安全な施術が可能です。

低出力で熱の蓄積を利用するため痛みが少なく、日焼けした肌にも対応可能です。加えて細い毛や産毛、また肌の色が濃い方でも施術を受けられます。刺激が少ないため顔やデコルテなどのデリケートな部位や、痛みに敏感な方にも適しています。また、蓄熱式は広範囲の施術も効率的に行えるため、全身脱毛にも適しています。

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施術までの流れ
Flow

  • 01 無料カウンセリング予約

    Webもしくはお電話で予約が可能です。レジーナクリニックオムでは、患者様にご納得いただくため、施術前にスタッフによる無料カウンセリングと医師による診察を必ず実施しています。

  • 02 ご来院 ~ 受付

    無料カウンセリングのご予約当日は、クリニックまでお越しいただき受付でお名前をお伝えください。受付後に問診票の記入をお願いしております。問診票は、体調や体質などの質問にご回答いただいております。
    日焼けで肌が炎症を起こしている方、薬によるアレルギーがある方など、症状によってはご契約をお断りする場合もございます。患者様へ合わせたご提案をするため、問診票には詳細のご記入をお願いいたします。

  • 03 医師による診察

    医師による診療では、患者様の肌状況・毛質・体質などを確認します。その上で、患者様一人一人に合わせたプランをご提案します。
    ご不安な点がございましたら、医師へご相談ください。

  • 04 カウンセリング

    カウンセリング専門のスタッフが、患者様の肌の悩みやご希望をお伺いします。ご希望の照射部位に応じたプラン・部位ごとのリスクなどを説明します。
    事前に料金やフォロー体制、途中でご解約される場合の返金についても、全てお伝えしております。

  • 05 ご契約

    患者様にはプランや注意事項などをご理解いただいた上で、ご契約をいただいています。

  • 06 施術

    所要時間はお申し込みいただいたプランによって異なります。30分から180分程度のお時間となります。ご予約時間を照射に充てるためにも、ご予約時間の10分前にはご来院いただくようお願いしております。

    • カウンセリング当日は照射をお受けいただくことはできません。
      別日にて予約をお取りいただく必要がございます。
  • 07 通院・アフターケア

    ご契約いただいたプランに合わせ、通院してレーザー照射を受けていただきます。照射後に肌トラブルが生じた場合は、追加料金無しで診察します。
    肌に痛みや腫れなどが生じた際は、照射を受けたクリニックにご連絡ください。なお、照射期間中は、肌の保湿ケアを心がけてください。レーザー照射による肌トラブル発生のリスク軽減が期待できます。

よくある質問
Faq

レーザー照射後は二度と毛が生えてきませんか?
レーザーを照射して発毛組織が破壊できた毛穴から再発毛する可能性はほとんどありません。しかし、必ずしも全ての毛穴の発毛組織を破壊できるわけではなく、レーザー照射時に発毛組織を破壊できなかった毛穴、照射後に新たに発毛組織が発達した毛穴からは、毛が生えてくる場合もあります。
部位によってレーザーの反応の仕方に差はありますか?
はい、部位の毛量や毛質によって差がある場合がございます。
メラニン色素の量によってレーザーの反応のしやすさが異なるためです。メラニン色素が多い濃く太い毛が生えている部位はレーザーが反応しやすく、発毛組織を破壊するための熱が発生しやすい傾向があります。
なお、レジーナクリニック オムでは、レーザー機器の使い分けに加え、患者様の毛質や毛量を踏まえたレーザーの出力調整によって、部位による効果の差が出にくい対応を目指しています。
レーザーは体に害はないのですか?
レーザーは、皮膚組織より深い組織までは届かないため、内臓 機能に影響を及ぼすことはありません。
ただし、レーザー照射時に発生する熱が皮膚表面に伝わって火傷したり、赤みや腫れなどの炎症が起きたりするリスクは伴います。

脱毛のリスクと対応